動画のネタを考えていたらある程度纏まってきた

 AC4aはラグとバランスに関してかなり突っ込んだ対策がされた気がしました。特に慣性を強化したのはラグの分布を均一にするって意味で成る程と思わせます。中量級の事を考えたらこうなった、という感触がビシビシ伝わってきます。
 ですが複雑に制御しているぶんだけ以前より分かり難くなっているので、急にその状況を見せ付けられたプレイヤーさんは「慣性なんてラグの原因で嫌だ」と言う意見になるのだと思います。慣性があった方が確実にゲーム性が増す(滅多に当たりませんが、慣性を上手く制御できてコジマを当てられた時の嬉しさはたまりません)のに嫌がられているってことは、要は「ゲーム性が損なっても快適にプレイしたい」という要求かなと思います。後で少し説明しますが、この点の配慮がまだ日本のゲームでは海外のゲームに勝ててません(もしくは、開拓者の如く立ち向かっています)。ですが、日本は3Dとネットワーク技術が遅れてるので仕方ないかもしれませんね。
 ラグ自体ですが、フロムソフトは比較的容易に解消する方法を知ってると思います。でもやらないのはそれがゲーム性を損ねるからではないでしょうか。
 例えばAC4の時代にPS3に導入した反動を無くす、という手法は簡単にラグの原因を一つ潰す事ができますが、ACらしさを大いに損ねる手法なので良くないという結論がフロムソフトの中にあるのだと推測しますし賛成です。ですが事実として生じてしまうラグを受け入れられない人がいるようなので、その人達の意見をくみ上げれば自ずと結論が出ると思います。
 この解決策の容易な方法は無数に転がってます。
 シングルとオンラインで2つのゲームを作るって事です。それを一つにパッケージします。外観は似せているけど内部の処理は違う。何処のFPSメーカーも多かれ少なかれやっている事ですね。
 オンライン対戦は画質を低下させエフェクトを少なく、且つ、ラグに影響を与えそうな細かな動作は出来無いようにして簡単且つ快適な対戦を。シングルでのみ本当にメーカーが一番表現したいACの操作を提供する。こうなるんだと思います。
 それが果たしてやれるだけの体力があるかは厳しいと見ています。実際に双方を満足させているゲームなんて見たことありません。どっちかがおまけになります。
 そういう意味では、従来のACらしい細かな操作のゲームは廃れて単純化されたネットゲームに向かうのだとすると、ACはもう古いゲームなんだと思ったりしました。但し、そうなった場合には折角あったフロムソフトらしい味を切り捨てる事になって果たしてライバルと対抗できるのか?という疑問が残るのと、過去にそっち側に寄って失敗した作品があったのでなかなか苦しい判断があるのではないかと思ってます。

 色々な部分を省略しているので意味が分からない可能性大ですが、ぼんやりそんなことを考えたりしました。
 簡単に言うと「ネットゲーにアクションは向いてない」って事なんだよね。無理してやるなら色んなものを犠牲にしないといけないんだけど、無理しないと内容が希薄になるから皆ゲームやらなくなっちゃうかも?中庸は難しいね。その点、ポトリスとか上手い作りだったと思うんだけどな〜無くなっちゃったし(T-T。