レールの限界

 レールカノンは知ってしまうと結構な欠陥がある武器だったりします。その端的な「遠距離戦が弱い」って例を一つ挙げたいと思います。
 相手は標準型の軽量2脚さんを主に考えてます。

距離900の場合:まず当たりません。
距離800の場合:タンクさんでギリギリ当たるか?って距離です。
距離700の場合:ぎりぎり軽量2脚の動きに近接適正が追いつくかどうか、のところです。命中率は1割程度ではないでしょうか。
距離600の場合:軽量2脚の動きに近接適正が追いつきません。

 実のところ、有効射程に幅が全然ありません。唯一当て易そうな距離700で命中率を上げるために連続2射撃を行った場合、外したらリロード時間の間に既に相手の機体は眼前か後ろに回りこんでいます。そして相手の方が軽量級ならば距離を選択する自由は向うにあったりします。
 それなので軽量2脚さん相手に全く有効で無い武器になりますが、これが当たっちゃう人は

①ミサイルを使ってない。
②無闇に接近してくる(遠距離戦で重量級に打勝てるならそうするのが最大の攻撃だから)
③しっかり避けてない

 ってのが原因だと思います。AC4の戦闘スタイルでは殆どの場合で考えられない手法ですが、軽量級が重量級と遠距離で打ち合って勝つ、という方法が今回は容易にとれますので、重量級泣かせですがやった方が確実に強いです。概ねこの戦法はAC4の時代ですと初心者さんがやって痛い目に遭うのですが、今回は寧ろそうしてくる初心者さんの方が下手に交差を試みる上級者よりも怖いところがあります。
 因みに、上記の内容から他の武器を考察すると「どうにもならないな〜」となってしまったりします。そうすると手に装備するしかない訳ですが、それでも相手を削りきれるだけの火力は無いので射撃武器だけで戦うのは難しそうです。