オセロ続きの途中

タイミングを調整して連続攻撃に移る時に重要なのは、どれだけ上下左右の端(外周)にある4列を取っておくかになります。
例は…
です♪

さて、この外周その中でも重要なのは4個並んでいるマスの両端になります。ここを押さえておくと、例え相手が内側のどちらに置こうと自分の番には取れますので、端を押さえておけばその地域を占拠したも同然です。それなので、まずこの両端を取れるように狙っていくのが肝心です。

では、端を取るにはどうしたら良いのでしょう?
ここで考えるのは最初に角を取る為の条件です。駒が置いてないと駒の先のマスには置けませんよね?これを同じように適用して考えると、外周の4マスの4列の1つ内側の列になるべく置かない方が良いって事になります。
何か気付きましたか?
そうです。〔「角を取る為に必要な拠点の4列」を確保する為に、内側の4列をおかない〕ようにした場合には、先手である黒がどうしても先に危険な場所に置く必要が出てきてしまうのです。
このように、用意周到な後手の白に対して、常に先手の黒は危険な場所へ踏み込む必要があります。
ですが、先手の黒にはとても重要な武器が与えられています。
それは、まさに黒が「先手」だということです。もっと簡単に言うと、例え危険地帯に踏み込んだとしても白が罠を完成させないまま崩し続けていくような戦いが出来ます。
つまり、先手の黒は「後手の白に対して罠を知りつつも巧みに罠を作動させないようにしてリードを広げ、最終的には罠に掛かったとしてもそれまでの余力で一気に勝ちに突き進む」ようにすれば良い訳です。白は反対に「先手の黒の猛攻に耐えながらも、罠に引きずり込んで最後に逆転する」ような戦いをすれば良いのです。
まあ、実際のところこれがどの程度の強さの人にまで通用するかは知りませんが、これを計算に入れてやるだけで全く知らない人に対してかなり有利になれますし、頑張ってないコンピューターにだって勝てるようになりますので御参考まで。
尚、今回は絵が面倒だったのでまだ作ってません。