ケレケレ流 寝トレ

皆さん、体の何処かがこってますか?
こってない、という方がいたら凄いです。多分、殆どの人がこってると思います。
こっていると言うと一般的には肩コリを連想するかと思いますが、ここで言うコリはもっと体全体のことです。
例えば、腹筋がこってるとします。お腹が出てきちゃったから引っ込めなきゃと思って力を入れているとコリやすいのですが、お腹がこると必要以上に上体を後ろに倒すので背中のそりが不足します。すると、本来は湾曲してするする滑って負荷を分散させている背中の一部に負荷が集中します。これで腰を痛める人がいます。一方、腰の負担を感じて膝で無理に支えようとすると膝に負担が掛かって膝を悪くします。
コリには非常に多くのバリエーションがあり、その殆どは一般的に言われてないのですが、それぐらいにコリはあっちこっちにあってしつこいし、厄介な相手です。
で、そんなコリに対しておいらが使えると思ってるトレーニング(?)法。もしかしたら凄い効果あるかも?です。

①仰向けで寝ます。
②楽な体勢で体全体に重力がかかって重たいな〜という感じを味わいます。
 なかなか分からない人は、眠りに付く直前の落ちていく感じを意識して下さい。
 そのまま寝ちゃってもまあ良しです。その程度の楽な気持ちでやってみて下さい。
③両手を心臓の上に置きます。
④心臓の鼓動を感じて下さい。
 そしてその鼓動が波として体全体に伝わっていくのを感じます。波が途中で切れたなら、切れた場所がこってます。
 揺れている紐があったとして、それを途中で摘む(力を入れる)とそこの部分で振動が止まります。これと同じで、切れた場所が無意味に力を入れている箇所です。力を入れると血行が悪くなるので、必要も無く力が入っている場所の動きは悪いし痛いし、周辺にも悪影響を及ぼします。
 背骨を一つずつずらして動かせない人は、波を殆ど感じられないかもしれません。コリが減ると全身に心地よい波を感じられます。但し、その波の大きさに驚いてビクッとしてしまうかもしれません。その時は、波の大きさを受け入れてください。大丈夫、その波は常に貴方の体内で発生しているものです。怖がる必要は全くありません。
⑤心臓の鼓動を感じながら、手を心臓からどけて手の平を上に向けた状態にして楽な場所におきます。
⑥手に重さを感じます。
 すると、手の平に重さを感じながらも何かほわ〜んとした物が手の広の少し上の部分に感じます。
⑦心臓の鼓動を感じながら、波が上手く伝わらない箇所に手をそっと持っていって触れます。
 こっていて痛い場所があるなら、そこを触れると良いです。
⑧手を心臓の上に戻して、再び心臓の鼓動を強く感じます。
 すると、先程手を当てた場所に繋がりのようなものを感じて、何か動き始めるのを感じると思います。
 ぱきぱき、筋肉が動きましたでしょうか?かなり激しく周辺の筋肉達が動いたりします。場合によっては、血の流れを感じるかもしれません。

これを繰り返していく内に、本来の自分の力を取り戻せると思います。
上の一連の動きが面倒な人は、②だけを毎回意識しながら心地よさに身を任せて寝て下さい。
きっと、良い睡眠がとれると思います。
そして…奇妙な体験をしてしまうかもしれません。
こう書くと何か怪しい宗教的な薫りがしてくるかのように感じると思いますが、科学や医学はまだまだ色々と証明できてない事が多いな〜という実感を得れるかもしれません。あと、今まで考えていた常識が違ってたな、ってのもあるかもしれません。
尚、引き布団は踵と首に負担が掛からない程度になるべく硬くしておいた方がよいです。
低反発○○って最近多いですが、あれは体の支えが無くなってしまって非常に不安定な状態になってしまいます。ですので、低反発は、とぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ってもお勧めしません。身内では軒並み「腰が痛くなった」って言ってます。