腰が痛かったりする場合

 腰が痛い場合は、大抵、腰を捻って縮めてます。具体的には、背骨の尻尾の部分である仙骨さんがひん曲がってます。
 色々なパターンがあるとは思いますので、ここでは私の場合で説明してみます。
 上半身では肩が体の向きに対して並行ではなく、右肩が前で且つ上に上がっており、左肩が後ろに引いている状態が良くあります。これは、利き手を前に出して作業している時間が長いのが原因の一つだと思います。
 また、下半身では右の腰が後方且つ上方に、左の腰はやや前に出ている事があります。
 ここで、どのような捻りが体に加わってしまっているか想像してみて下さい。更に、腰のどちら側が痛くなるのかも考えてみて下さい。捻られて、常に縮まっている側の血流が悪くなるので痛くなります。
 これは体がガッチガッチに固まっているのが原因なのですが、体のコリを取っていくのはなかなか難しいです。そもそもこっている事実に気付いていない人も多いですし、一つコリを取ると更に奥深くにコリがあるのが分かったりします。
 そこで、体のコリを取る方法ですが、親切な事に色々な人が本を出してます。それらの知識を基に、自分なりに解釈してこれは簡単で誰でも自然に行っている事なので結構いけるんじゃないかなって方法を書いてみます。

①寝起きや寝る前を思い出して下さい。
②「もぞもぞ」丸まったり伸びたり、捻ったり、転がったりしてると思います。
③その時に「ん”ん”〜」とか鼻から深い息を出しながら喉を鳴らしていると思います。

①②を習慣付けると良いです。
また、普段の生活では座ったり立ったりしている時に③をやります。この時の注意点としては、喉を鳴らす際に体の中心部の力は入っているけども外側は抜けているようにすることです。イメージが掴めなかったら、実際に寝っころがって気軽に気持ち良くやってみて下さい。
寝惚けている感覚が非常に近いです。

で、実際にこれをやるとどうなるかと言うと、体のコリが減って快適になり、仙骨の位置が定位置に纏るので腰の痛みが無くなります。
寝苦しい夜でもこれをやっている内に深く眠れたりしますので、気が向いたらやってみて下さい。